5Sの意義を再確認。まずはスガモトテントをまとめ、引っ張る6人から
誰よりも当社を知る今回の講師。当社の5Sはこの方なしでは始まらなかったかもしれない
(R.M)
当社は6月決算のため、2023年6月30日をもって、第45期の区切りが付きました。
同時に、7月1日より新しい期が始まるのですが、この度、この「心機一転」のタイミングで、外部から講師の方を招き、今、当社が力を入れている「社内すべてのレイアウト変更」の参考と今後のために、「5S」について、再認識するための講習会を開催しました。
今回の講習会は、スタッフ全員ではなく、まずは、当社を総括する「業務推進者」という役を担っているスタッフが受講しました。
この度、講師を引き受けていただいた方はこちらの方です。
当社とは30年来の付き合いの方で、損得抜きにして貴重な時間(準備期間も含めて)を当社ために充ててくださり、心より感謝申し上げます。
また、今回、受講したスタッフは、
「当社レイアウト変更に伴い5Sの基本とこれから継続するにあたりどのような心構えが必要か」、「しっかり聞く側として『講演をしてよかった』と思われるように」、「しっかりと目を見て話を聞く事の徹底。安全な職場環境をどのようにつくるか。しっかりとメモをとる事」、「真剣に受講し盗めるところは盗む」、「現状の5Sは正しいのかの確認、女性との5Sの関わり方、継続する為の5Sは何か」、「1つでも多く学んで当社の5Sに取り入れる」
という意気込みを胸に、約2時間の講演に臨みました。
以下関連画像のご紹介
今回は画像紹介とともに、当日、受講したスタッフの声を載せさせていただきます。
5Sの基本やSLQDC※1)、三現主義である現場、現物、現実を推進者が率先して知ることが大切ということを学びました。
安全=5S=利益。5Sは企業活動の根幹。ピラミッドで言えば土台になる部分。シンプルに社長が見て「変わったな、綺麗になったな」と言わせることができれば、ある意味成功。それがあれば対外的にも評価される状態ということを教えていただきました。
5Sの目標は「安全第一」「生産性の向上」「品質の向上」「環境整備」であり、それがお客様の信頼に繋がるということで、不安全状態と不安全行動が重なると重大な災害につながることを認識し、三現主義※2)を徹底する事の重要性を再認識させられました。
5Sの基本を理解して、自ら取り組む事が大切であると言われたことが印象に残っています。
今回初めての参加ということもあり、知らない事ばかりで、一つ一つの言葉が印象に残り非常に刺激を受けました。
※1) SLQDC:Safety(安全第一)、 Low(法遵守)、Quality(品質優先)、Delivery(納期厳守)、Cost(価格・利益)の頭文字を並べたもので、 簡単に言えば、会社が社会から信頼され、継続して発展し続けるために求められる「行動基準」
※2)三現主義:「現場」「現物」「現実」の3つの「現」を重視し、机上ではなく、実際に現場で現物を観察して、現実を認識した上で、問題の解決を図らなければならないという考え方
参加スタッフの声
今回、参加したスタッフは次のように語っています。
「5Sは一人ではできないこと、全社を巻き込む仕組みを作り、まずは業務推進者(=今回受講したスタッフ6名)が汗をかいて取り組みたいと思います」
「上長が率先して活動を行っていく。「不安全な状態」「不安全な行動」を一つずつ潰していく。まずは私のポジションとしてオリジナル事業部新ラインを当社のお手本になるような状態にしたい」
「現在当社で大々的に取り組んでいるレイアウト変更につなげる。安全な職場環境を作る為につなげる。1番大事なのは自分達で率先して動いて、部下の見本となり指導していく」
「率先垂範で自ら5Sに対して、取り組んでいく。指示するだけに留めない」
「5Sを自ら積極的に行う事が拡大と継続していきます」
「SLQDC、トラブル3原則、KYT・HH・RA・ハインリッヒの法則など聞いた事はあってもしっかりと理解ができていない事が非常に多かったので、今の自分の5Sレベルを痛感できた。5Sに対する意識を改めて今後は自ら進んで色々な知識を学んで取り入れて会社の5Sに活かしていきたい」
5Sを継続させるために、全スタッフが今一度考えなければならないことは何か
今回、受講された業務推進者6名の方、お疲れ様でした。
講演中、今回の講師の方の気合の入り方が伝わってくる場面も何度かあり、熱弁が咆哮となって、会議室の外にまではっきりと響いてくることが多々ありました。
如何に、当社のために、親身になってくださっているかの表れです。
今回、まず先遣として学んでいただいた業務推進者6名だけで留めることなく、全社挙げての5Sに取り組むことで、今回の講師の方はもちろん、普段から生活の2/3の時間を共有する会社(=社長)に報いることが、我々に課せられた課題であることを認識し、スタッフ一人一人がどうすれば5Sを達成できて、さらに継続できるかをみんなで考えることで、より良い職場(会社)に繋がっていくのではないでしょうか。