(R.M&M.N)
いつもお世話になっております。
12月も中旬に差し掛かり、年末へ向けて社内外ともに慌ただしさが増してくる時期なってきました。
そんな中、11月20日に当社ではISO認証に向けた外部監査が実施されました。

今回の監査では、48期の全社経営目標や各事業部の目標管理プログラムの確認に加え、企画開発・テント製造・人的資源管理といった主要部門が重点的にチェックされ、当社の品質マネジメントシステムがどれだけ規格に適合し、実際に有効に機能しているのかを総合的に評価いただきました。
さらに、47期の取り組み結果と48期の計画も報告し、ISO認証取得へ向けた歩みを確かなものにする重要な機会となりました。
本記事では、その外部監査の内容や得られた気づきについて、お伝えいたします。
今回の外部監査を担当された板賀先生について、参加者からは次のような印象が寄せられています。

先生は当社を客観的に見つめ、必要な改善点を的確に伝えてくださる方で、物腰が柔らかく、穏やかな雰囲気が印象的だったとの声が多くありました。また、製造業、特にトヨタ自動車でのご経験を踏まえた具体的で分かりやすい指導が高く評価されています。
当初は「審査は厳しいもの」というイメージを持っていた社員もいましたが、実際にはとても気さくで話しやすく、相談しやすい方だと感じられたようです。
こうした参加者の声からも、板賀先生が信頼感と親しみやすさを併せ持つ指導者であることがうかがえます。
今回の外部監査では、板賀先生から多くの学びをいただき、参加者にとってとても有意義な時間となりました。
特に印象に残ったのは、新人教育についてのお言葉とのことです。先生からは「新人を教える人が少ないため、現場に出る前にまずは知識を伝える仕組みが必要」との指摘があり、教育体制を整える重要性が再認識されました。

また、製品づくりには“知識”と“技術”の両方が必要で、どちらか一方が欠けても良いものは生まれないというお話もありました。育成では、この2つを分けて考えることが大切だと強調されました。
さらに、部門間で企画や販売計画の情報が共有されていない点や、技術習得の目標時期が明確でないことなど、組織全体の「教育と共有」に関する課題も示されました。指導者向けの研修や手順書の整備など、仕組みづくりの必要性も挙げられています。

一方で、日頃取り組んでいる5S活動については、工夫が見られると評価され、参加者からは「褒めてもらえて嬉しかった」との声も上がりました。
今回いただいた気づきを活かし、当社はこれからも成長に向けて取り組んでまいります。
スガモトテントは、加賀百万石の石川県の加賀市で創業70年。グランピングテントや環境改善用製品など、現代のニーズに応える製品づくりに力を入れています。パイプテントやトラック幌といった昔ながらの製品も大切にしながら、テント製造とイベント設営のプロとして、顧客満足を追求し続け、テントの可能性を広げる老舗テント屋です。

